株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月19日

競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始

2023年3月23日

米グーグルは3月21日、対話人工知能(AI)サービス「Bard(バード)」を米国と英国で一般公開したと発表した。初期の実験という位置付けだが、利用者は生産性を高めたり、アイデアを促進したり、好奇心を刺激したりできると、同社は説明している。

米英以外や非英語圏にも展開へ

米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Bardはウィキペディアなどのウェブサイトから得た情報を使用し、利用者が入力した指示文に答える形で情報を文章で表示する。会話形式で情報を処理し、追加の質問に応じることもできるという。

音声AI「Googleアシスタント」を担当するシシー・シャオ副社長はBardの利用開始ついて具体的なスケジュールは示さなかったものの、待機リストの順番どおりにユーザーを登録していくと述べた。米英以外の国や非英語圏にもサービスを拡大する意向も示した。

Bardは、グーグルが2015年に開発を始めた「language model for dialogue applications(対話アプリケーションの言語モデル)、LaMDA(ラムダ)」と呼ぶAIシステムを活用して開発された。開発者によると、このLaMDAは公開フォーラムやウェブサイトにある1兆5600億語の単語をベースにしているという。

だが、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、グーグルはこれまで対話AIの公開に消極的で、競合企業に遅れを取っていた。なぜなら、同社の稼ぎ頭である検索連動広告に及ぼす影響について検討していたからだという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「競争激化の生成AI、グーグルも一般公開開始」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Google, 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)
  • 揺らぐアメリカの「頭脳集積地」、トランプ大統領の就労ビザ変革、米IT業界に転換迫る 「米国人雇用」の狙い、世界規模で高度人材の流れ変容へ(2025年10月09日)
  • アマゾン、ロボット100万台時代の物流新戦略 AIが導く「人間と機械協働」の現在地(2025年10月09日)
  • アマゾン、出品者に「AI参謀」提供―「エージェント型」が在庫管理から広告制作まで代行、業務のあり方再定義 煩雑な作業を任せ、人は価値創出に集中する新モデル(2025年10月08日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント