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アマゾン、大幅な成長鈍化も、過去最高益の理由

2022年2月8日

米アマゾン・ドット・コムが2月3日に発表した2021年10~12月期決算は、売上高が前年同期比9%増の1374億1200万ドル(約15兆8500億円)、純利益は同98%増の143億2300万ドル(約1兆6500億円)で、いずれも四半期ベースで過去最高を更新した。

主力の直営EC減収、営業赤字

だが、1桁台という売上高の伸び率は17年7~9月期以来の低水準。新型コロナによる「巣ごもり消費」を追い風に増収率が44%となった前年同期に比べると大幅な成長鈍化だ。

また、1年前からほぼ2倍となった純利益は、21年11月に上場した新興電気自動車(EV)メーカー、米リヴィアン・オートモーティブの株式評価益118億ドルを計上したことによるもの。これを除いた場合は65%の減益となる。

主力の直営電子商取引(EC)事業の売上高は660億7500万ドルと前年同期比で1%減少した。また本業のもうけを示す営業利益は前年同期比50%減。北米事業の営業損益は2億600万ドルの赤字、北米を除く国際事業は16億2700万ドルの赤字だった。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、大幅な成長鈍化も、過去最高益の理由」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

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