UQコミュニケーションズの回線を借りて「WiMAX(ワイマックス)」方式の高速データ通信サービスを行うMVNO(仮想移動体通信事業者)が増加を続けている。2011年7月からは九州でサービスを行う九州通信ネットワーク(QTNet)と、四国でサービスを行うSTNetが参入する。いずれも電力会社の系列だ。
UQコミュニケーションズは2009年7月のWiMAXサービスを正式に開始して以降、MVNOとの連携を重視しており、電力系通信会社についてはすでに関西電力系のケイ・オプティコム(大阪府大阪市)、中部電力系の中部テレコミュニケーション(愛知県名古屋市)、中国電力系のエネルギア・コミュニケーションズ(広島県広島市)がMVNOとしてWiMAXサービスを手がけている。
新たに四国電力系のSTNet(香川県高松市)、九州電力系のQTnet(福岡県福岡市)の2社が加わることでUQコミュニケーションズのMVNOは電力系5社を含む55社となり、WiMAXサービスの多様化によって利用者の利便性が増すとしている。

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