株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月24日

TikTok親会社が米企業への売却を断念した理由 中国の規制強化背景に売却困難、米オラクルとの「提携」に活路

2020年9月15日

動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の売却交渉を進めていた親会社の中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)が、これまでの計画を断念し、米オラクルと提携する道を選んだと、ロイターや米ウォール・ストリート・ジャーナルなどが9月13日に報じた。

新たな計画案では、オラクルがバイトダンスの「技術パートナー」として、ティックトック米事業の利用者データを管理をするという。オラクルは、ティックトック米事業の株式取得に関しても交渉中。この案ではバイトダンスに出資する米セコイア・キャピタルや米ジェネラル・アトランティックなどの米投資会社も株式の一部を取得する見通し。

一方で、同じく同事業の買収に名乗りを上げていた米マイクロソフトは9月13日、バイトダンスから「マイクロソフトには売却しない」と告げられたという。

トランプ米大統領が2つの大統領令

これ先立つ、今年8月、トランプ大統領はティックトックが米国の国家安全保障を脅かすとし、2つの大統領令を出した。1つは、米企業に対し、9月20日までにティックトックとの取引を停止するよう命じるもの。もう1つはバイトダンスに対し11月12日までにティックトックの米事業を売却するよう命じるもの。

ロイターによるとトランプ大統領は9月10日、この命令は絶対だとし、記者団に「期限までに閉鎖するか、売却するかのどちらかだ」と語っていた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「TikTok親会社が米企業への売却を断念した理由 中国の規制強化背景に売却困難、米オラクルとの「提携」に活路」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 中国

最新の記事

  • アップルが中国で初の店舗閉鎖、販売網の最適化と供給網の再編加速 巨大市場との関係は新段階へ ファーウェイ復活と消費減速、2つの逆風下に(2025年08月21日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増 サプライチェーン再編が加速、メーカー各社の明暗分かれる(2025年08月20日)
  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)
  • ワシントン影響力競争:NVIDIAフアン氏がマスク氏とクック氏を凌駕、新たなキーパーソンに 半導体王、米中対立の狭間で存在感示す テック界の序列に異変(2025年08月14日)
  • グーグル系ウェイモが事業加速、テスラの追随でロボタクシー覇権争いは新局面へ 完全自動運転の実用化レース、米テック大手が火花(2025年08月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント