株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月24日

「iPhone」の不振を示す新たなデータ 販売2桁減、2016年以降最大の落ち込み

2019年4月7日

米国の市場調査会社ガートナーによると、昨年(2018年)10~12月における世界のスマートフォン販売台数(小売りベース)は、4億840万台で、1年前から0.1%の伸びにとどまった。世界スマートフォン市場は、行き詰まったと同社は指摘している。

アップル、2016年以降最大の落ち込み

10~12月における販売台数の上位5社は、1位から、韓国サムスン電子、米アップル、中国ファーウェイ(華為技術)、中国オッポ(広東欧珀移動通信)、中国シャオミ(小米科技)の順。

図1 メーカー別世界出荷台数 出典:米IDC/インフォグラフィックス出典:ドイツ・スタティスタこのうち、アップルの「iPhone」の販売台数は、6450万台で、1年前から11.8%減少した。これは、2016年1~3月以降、最大の落ち込みという。上位5社のうち、10~12月の販売台数が減少したメーカーは3社あったが、アップルはその中で最も落ち込みが激しかった。

また、iPhoneの需要は大半の地域で低下したが、世界最大のスマートフォン市場である中国で、最も落ち込んだ。中国におけるiPhoneのシェアは1年前、14.6%だったが、これが8.8%に低下した。

ガートナーによると、スマートフォンは世界的に低・中価格帯のモデルが好調。しかし、iPhoneのような高価格モデルは不振が続いている。

続きを読む
Yahoo!ニュース 個人

本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「「iPhone」の不振を示す新たなデータ 販売2桁減、2016年以降最大の落ち込み」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, Samsung(サムスン), ファーウェイ(華為技術)

最新の記事

  • アップルが中国で初の店舗閉鎖、販売網の最適化と供給網の再編加速 巨大市場との関係は新段階へ ファーウェイ復活と消費減速、2つの逆風下に(2025年08月21日)
  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増 サプライチェーン再編が加速、メーカー各社の明暗分かれる(2025年08月20日)
  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)
  • ワシントン影響力競争:NVIDIAフアン氏がマスク氏とクック氏を凌駕、新たなキーパーソンに 半導体王、米中対立の狭間で存在感示す テック界の序列に異変(2025年08月14日)
  • グーグル系ウェイモが事業加速、テスラの追随でロボタクシー覇権争いは新局面へ 完全自動運転の実用化レース、米テック大手が火花(2025年08月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント