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Apple Watchが首位に返り咲く

2017年12月25日

英国の市場調査会社、カナリスがまとめた、スマートウオッチやフィットネスバンド(活動量計)などのウエアラブルバンド(腕に装着するウエアラブル機器)市場に関するレポートによると、今年(2017年)7~9月期における、これら機器のメーカー別出荷台数トップ3は、1位から順に、米アップル、中国シャオミ(小米科技)、米フィットビットだった。

アップルは、今年1~3月期にシャオミと並んで首位だったが、4~6月期は3位に後退していた。しかし、7~9月期は、390万台を出荷し、アップルは首位に返り咲いた。これは、同社の四半期実績として今年に入って最高の数値だ。

Apple Watch、セルラーモデルが好調

アップルは今年9月に「iPhone 8」とともに、Apple Watchの第3世代モデル「シリーズ3」を市場投入した。このシリーズには、セルラー対応(携帯電話通信機能内蔵)モデルも用意されている。それまでのApple Watchは、iPhoneと接続して利用することが前提の機器だった。しかしセルラー対応モデルでは、近くにiPhoneがなくても電話やネット接続が可能になる。

カナリスの推計によると、このセルラー対応モデルの7~9月期における出荷台数は80万台。同四半期におけるApple Watchの全出荷台数の約20%を占めており、出足は好調だった。このことは、それまで通信事業者が抱いていた、セルラーモデルに対する懸念を払拭したとカナリスは指摘している。

ただ、このシリーズ3には、それだけにはとどまらない可能性がありそうだ。第3世代モデルが発売されたのは9月22日だったため、7~9月期の統計には、わずか9日分の実績しか反映されていない。これに加え、シリーズ3は一時、需要が供給を上回り、在庫不足に陥ったという経緯がある。

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