総務省がまとめた最新の家計調査によると、2012年における総世帯のうち勤労者世帯の収入は1世帯あたり月平均46万7774円で、前年に比べ1.2%増加した。家計を支えるために妻が働く世帯が増えており、とりわけ女性配偶者による収入が同10.7%増と大きく伸びた。
1人暮らしを除く勤労者世帯では、1世帯あたりの収入は月平均51万8506円で、前年と比べ1.6%増加した。世帯主の収入が0.2%増だったのに対し、配偶者の収入は10.5%増加した。
世帯収入の増加に寄与した女性の労働については、同日発表された労働力調査でも顕著だ。2012年の就業状況を見ると、役員を除く雇用者数は5154万人で、前年と比べ9万人減少した。このうち正規の職員および従業員は3340万人となり同12万人減となった。正規雇用の男性は2300万人で13万人減少した一方、女性は1041万人で2万人増加した。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「2012年の世帯収入が増加、妻が貢献」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。