1960年代後半に生まれたバブル世代の女性は、洋服やファッションにお金をかけて華やかな20歳代を過ごしたが、今では家族を優先して自分のことはできるだけ我慢。今年20歳を迎える女性には「うわべだけでなく内面を磨いてほしい」「思う存分チャレンジしてほしい」とのエールを送る。
女性マーケティングのハー・ストーリィが、全国の40歳から59歳の女性401人を対象に実施した意識調査の結果によると、バブル期の20歳代にもっともお金をかけていた事は「洋服/ファッション」が38%で最も多く、1カ月当たりに使っていた金額は平均4万6038円だった。次いで回答者が多かったのは「旅行」で1カ月当たりの平均金額は11万83円。以下「交際費(デート代)」(1カ月当たり3万9240円)、「お稽古」(同1万7000円)、「化粧品」(同1万4964円)と続いた。
現在もっともお金をかけている事を聞いてみると、「自分の為に贅沢している事はない」との回答が17%で最も多かった。2位は「化粧品」(1カ月当たり1万1567円)で、3位は「趣味」(同8565円)と「家族旅行」(同5万3000円)が並んだ。全体で1カ月当たりに使う金額は20歳代のころが平均5万2910円だったのに対し、現在は平均1万5687円と約3分の1に減っている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「バブル世代、今は「贅沢していない」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。