2011年7—9月は、突発的かつ局地的に大雨や雷をもたらす「ゲリラ雷雨」が全国的に前年より増える見通しで、東京都では4割増の120回程度、大阪府では3割増の150回程度に達する見通しだ。東日本大震災の被災地でも前年より3割程度多い見込み。
雨雲が急激に発達する「ゲリラ雷雨」は、2010年夏は高気圧の影響で大気の状態が安定し、市街地では発生しにくかった。しかし2011年は高気圧の勢力は前年より弱く、発生回数が多くなる見込み。
特に7月下旬は山沿いだけでなく、市街地でもゲリラ雷雨が多くなる。一方、8月上旬—中旬は大気の状態は安定し、発生は少なくなりそう。しかし8月下旬には、全国的に多くなる予想だ。9月に入ると数日おきに前線や低気圧の影響を受ける周期変化が起き、ゲリラ雷雨の発生は少なくなっていく。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今夏はゲリラ雷雨が増、東京は120回」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。