東日本大震災の後、9割の人は「食べ物のありがたみを感じるようになった」というが、その後も食品を「未開封のまま廃棄したことがある」という人は2割を超えている。一方、食品を捨てる行為については大半が「うしろめたい」と感じている。こんな調査結果を森永乳業がまとめた。
調査は2011年3―5月に全国の20―40歳代の主婦400人を対象にインターネット上で実施した。5月時点の調査で、賞味期限が過ぎた食品を未開封のまま捨てたことがある人は23%。震災前の3月3、4日に調査した際の28%からは若干低下したが、震災後も、食べ物のありがたみを再認識しつつ、食べないまま捨ててしまう事例が一定の割合を占めている。
未開封のまま捨ててしまう食品として多いものは「豆腐」が36%でトップ。続いて「納豆」が30%、「練り製品」が10%となった。捨てる際のうしろめたさについては、はっきりと「感じる」が76%、「やや感じる」が24%。震災後はうしろめたさを覚える人が増えている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「震災後も「賞味期限切れ食品を廃棄」が2割」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。