オールアバウトが展開している、人々の決断を支援する特設サイト「国民の決断」は、出産に関する意識調査の結果を発表した。それによると、既婚者の65%が結婚から2年未満で第一子をもうけているが、30歳代後半から40歳代前半は他の年代より第一子出産が遅い。
調査は、首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)在住で子どもを持つ20歳—69歳の既婚男女1105人を対象に実施した。結婚してから第一子出産までの期間を年代別で見ると、「2年未満」で生んでいる人の割合が最も高いのは20歳代前半(92.8%)、最も低いのは40歳代後半(48.1%)だった。
オールアバウトの子育てガイドを務めるジャーナリストの猪熊弘子氏はこの結果について、40歳代が低いのは時代背景が影響していると推測する。40歳代後半はバブル世代にあたり、25歳までには結婚したいと考える人が多く結婚は比較的早かったが、80年代に米国から入ってきたライフスタイル「DINKS」の影響で子どもをすぐに持たない人が多かった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「30代後半―40代後半は第一子出産が遅め」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。