株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年7月25日

Appleの2024年、生成AI開発の遅れやビッグテックへの政府規制など課題山積

2024年1月23日

米Apple(アップル)には事業成長の鈍化に加え、生成AI(人工知能)開発へのメディア企業の反発や強まる政府の規制圧力といった課題が山積している。2023年9月末までの会計年度の売上高は、3832億8500万ドル(約55兆5800億円)で、前年度から2.8%減少した。米メディアによれば、売上高が前年度実績を下回るのは19年以来のことだ。

2024年は、9年ぶりに新カテゴリーの製品を投入するなど、新ジャンルの開拓で成長を図る考えだが、同社が挑む複合現実(MR)はまだ市場規模が小さい。加えて、米国・欧州・中国などの規制当局が自国製品の競争力確保や保護に向け、厳格な姿勢を打ち出している。 

Vision Pro、9年ぶり新カテゴリー製品

アップルはこのほど、同社初のゴーグル型ヘッドマウントディスプレー(HMD)「Vision Pro(ビジョンプロ)」を24年2月2日に米国で発売すると発表した。1月19日から予約注文を受け付け、2月2日に全米の直営オンラインストアと実店舗で販売を始める。

同社が「Spatial Computer(空間コンピューター)」と呼ぶこの製品は、デジタルの映像世界に没入させる仮想現実(VR)と、目の前の現実風景にデジタル情報を重ね合わせて表示する拡張現実(AR)、を融合させた複合現実のヘッドマウント端末だ。新しいオペレーティングシステム(OS)「visionOS」を搭載しており、ユーザーは目、手、声を使って操作し、ゲームやエンターテインメント、ビジネス、教育分野など様々な用途に利用できる。

アップルによれば、動画配信サービス「Apple TV+」をはじめとする様々なプラットフォームのコンテンツを幅100フィート(約30メートル)相当の画面で視聴できる。

続きを読む
xTECH

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「Appleの2024年、生成AI開発の遅れやビッグテックへの政府規制など課題山積」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。

タグ: Apple, デジタル市場法(DMA), 反トラスト法(独占禁止法), 国家と対峙, 欧州連合(EU), 生成AI(人工知能), 米司法省(DOJ)

最新の記事

  • AI時代の「新SEO」に商機 脱“グーグル検索”に賭ける新興企業、チャットボット向け最適化で急成長 サイト訪問が「人」から「機械」へ、新たな潮流(2025年07月23日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か? 専門家警鐘(2025年07月20日)
  • AI人材戦争、メタが号砲 「超知能」へ巨額報酬で獲得攻勢 ザッカーバーグ氏主導で頭脳集め、新部門設立で覇権狙う(2025年07月18日)
  • アマゾン、導入ロボット100万台 物流現場で、AIで革新、人間との協働が新たな段階へ 生成AIで効率1割向上、従業員は高度業務へ転換(2025年07月17日)
  • 地方部の配送網と全米の拠点整備に190億ドル投資! アマゾンが仕掛ける物流戦略とは(2025年07月17日)
  • テスラが無人運転で描く未来、技術革新で販売不振の打開狙う 逆風下の次世代戦略、配車・共有サービスで活路探る(2025年07月16日)
  • 「エージェントAI」、期待先行で4割頓挫も 米ガートナー警鐘、真の価値見極めがカギ 過剰な宣伝に惑わされず、正しい活用で新たな成長機会を(2025年07月15日)
  • SHEIN・Temuに猶予期間、米中関税引き下げもデミニミス復活なく根本解決には至らず(2025年07月13日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント