Windows 8の今後の売れ行きを占う2012年10―12月の国内家庭向けパソコン市場は、出荷台数が前年同期を10%余りも下回り、新OSが発売となった四半期として初めてマイナス成長を記録した。こんな調査結果をIDC Japanがまとめた。
この調査はノートパソコンとデスクトップパソコンが対象で、サーバー製品とスレートパソコン(タブレット専用機)は含めていない。2012年10―12月の国内パソコン出荷台数は、前年同期比5.4%減の369万台。ビジネス向けは公共機関を中心に買い替えが進み同0.2%増の183万台となったが、家庭向けでは同10.4%減の185万台と大きく前年を割り込んだ(グラフ参照)。
2012年通年の出荷台数も全体で前年比0.6%減の1558万台と微減だった。内訳はビジネス向けが5.5%増の804万台だったものの、家庭向けは6.5%減の754万台。家庭向けが振るわなかった原因としてはWindows 8が市場をけん引できなかったことと、製品の値ごろ感が出せなかったことが影響している。
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