Anonymous(アノニマス)に連なるハッカーグループAntiSecが、FBI(米連邦捜査局)のノートパソコンに侵入し、そこに保存してあったiOS端末の固有番号(UDID)およそ100万件を公開したとする犯行声明を出した。FBIがこれらUDIDと持ち主の氏名や住所を関連付け、インターネット上で人々の行動を追跡するために使っていた恐れがあると訴えている。一方でFBIは侵入に遭ったことを否定している。
今回の声明は、過去のいくつかのAnonymousがらみの事件と同じく、ハッカー御用達の匿名文書共有サイト「Pastebin.com」に載った。
UDIDとは、iOS端末1台に1つずつ割り振られ、以前はiOS向けアプリケーションの開発企業などが利用者のインターネット上での行動追跡に使っていたが、プライバシーの懸念から批判が高まり、Appleは2011年に廃止の方針を打ち出している。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「iOSのID、100万件が流出―FBIのノートパソコンがハッキング被害か」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。