NTTドコモは、利用者の個人情報が漏えいした恐れがあるとして謝罪した。業務委託先会社の元派遣社員が、業務中にドコモの顧客情報管理システムを不正に検索し、利用者3人の連絡先である固定電話の番号を社外に流出させた疑いがあるという。
2012年7月30日には、愛知県警がこの元派遣社員を「不正競争防止法」違反の容疑で逮捕したと発表している。ドコモは「今回の事態を真摯に受け止める」とし、捜査機関に全面的な協力を行い、全容解明に全力を尽くすとしている。
ドコモとそのグループ会社では以前から顧客情報管理システムのセキュリティ強化や関連会社を含めた社員教育の徹底を図っていたというが、元派遣社員の意図的な漏えいを防げなかったと見られる。今後はさらなる再発防止策を検討、実行する考え。情報管理の徹底を図り、利用者の信頼回復に全力を挙げて取り組むとしている。
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