インターネットを利用できなくなる危険があるマルウエア「DNS Changer」への注意を呼びかけるため、セキュリティ団体のJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が診断サイトを公開した。
DNS Changerは、2007年から活動が見つかっている。2012年5月時点でも世界中に35万台の感染パソコンがあり、国内でも相当数に上る見込み。感染した場合、インターネットの情報のありかを探すドメインネームシステム(DNS)の問い合わせ先が不正なサーバーに変更され、正しいURLを入力しても異なるWebサイトに誘導される恐れがあった(関連記事)。すでに米国の連邦捜査局(FBI)が不正なサーバーを取り除き、正常に稼働するサーバーを設置したため大きな混乱は起きていない。
だがこのサーバーは2012年7月9日に運用が終了する見込み。それ以降DNS Changerに感染しているパソコンは、Webサイトの閲覧やメールの送信などができなくなる恐れがある。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「7月にネットができなくなる? マルウエア「DNS Changer」の感染診断サイトが公開」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。