ソフトウエアの違法コピー被害の大きさで日本はワースト10という規模で、2011年はその総額が約1500億円に上った。ソフトウエアの業界団体Business Software Alliance(BSA)がこうした調査結果をまとめた。
この調査は各国のパソコン利用者にソフトの違法コピーを入手した経験があるかを尋ねた。日本で使っているソフトのうち違法コピーの割合は21%。5本に1本がライセンス違反の状態で、前年の20%からやや拡大した。前年は米国、ルクセンブルクと並んで違法コピーの割合が最も少なかったが、2011年は両国より増えている。それでも世界で3番目に違法コピーの割合が少ない国と言える。
ところが、違法コピーによる損失となると日本は推計で総額約1500億円に上り、前年から5%増え、世界では10番目に多い水準だ。トップは米国の約7752億円で、2位は中国の約7061億円。
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