オンラインメモアプリケーションの「Evernote」は、タブレット端末に手書きでメモ、スケッチができるアプリ「Penultimate(ペナルティメイト)」を買収した。Penultimateの技術をEvernote製品に取り込むとともに、Evernoteの技術やノウハウを生かしてPenultimateを改良するとしている。iPad版を85円でダウンロードできる。
Penultimateは、米Cocoa Boxが開発した製品。米Appleのアプリ配信サービス「App Store」で配信するiPad向け有料アプリとしては歴代人気4位、日本でも同第9位となっている。紙にインクで書いたような独特な雰囲気でメモやスケッチを残せるほか、写真などを貼り付けてまとめて保存できる。新型iPadの高解像度ディスプレイにも対応している。
EvernoteはPenultimateを開発したベン・ゾット氏を社員として迎え入れ、アプリ開発を主導させる方針。Penultimateは今後もEvernoteとは切り離したアプリとして単体で動作するようにし、一方で同期や検索など利用者から要望の多い機能を追加していく。これに加えベン・ゾット氏はほかのEvernote製品に手書きメモの技術を搭載するために先導的な役割を果たすとしている。Evernote関連のさまざまなサービスで手書き機能が利用できるようになるという。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Evernote、 タブレットで手書きメモ、スケッチができる「Penultimate」買収」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。