ソフトバンクグループが出資するソフトウエア配信サービス大手「Vector(ベクター)」は、不正アクセスにより2008年2月以降に課金を行った利用者のクレジットカード情報などが流出した恐れがあると発表した。
Vectorは個人や企業が開発したソフトをアップロードし、無料または有料で配信できるサービスを手がけるほか、各種のオンラインゲームを運営している。同社によると、2012年3月19日20時55分―3月21日0時1分に合計4回不正アクセスがあり、21日2時30分になってサーバーの異常に気付いたシステム担当者が対応し、不審な痕跡を見付けて調査を開始した(関連記事)。
調査で判明した範囲では、不正アクセスの被害に遭ったサーバーの一部が最大26万1161件の個人情報を蓄積しており、クレジットカード情報も含んでいた。最悪の場合、この全情報が流出した恐れがある。同サーバーには、2008年2月以降にVectorでソフトを購入した人やパソコン向けオンラインゲームで課金サービスを利用した人の情報を蓄積していた。

本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「ベクター、08年2月以降に課金したユーザーの情報が流出か」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。