米Google(グーグル)は、Android(アンドロイド)向けアプリケーション配信サービス「Android Market」に登録しているアプリについて、マルウエア(悪意あるソフトウエア)が入っていないかどうかを自動で検査する「Bouncer(バウンサー、用心棒)」機能を導入した。
Bouncer機能は、Android Marketにすでに登録済みのアプリ、新規登録のアプリ、さらにアプリの開発者アカウントに対して自動で検査を実施する。アプリの登録と同時に既知のマルウエアを組み込んでいないかを分析するほか、疑わしい挙動を検出して過去に分析したアプリと比較する。また、すべてのアプリをGoogleのクラウド上で動作させ、Android端末上でどのような動きを見せるか調べる。さらに開発者アカウントも分析し、悪意ある開発者をいったん排除した後、新たなアカウントを取得するのを防ぐ。
Googleによると、2011年のAndroid端末のアクティベーション(有効化)件数は前年の3.5倍に増え、Android Marketからのダウンロード数は110億件を超えている。

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