2011年も暮れ、職場や家庭内の大掃除に加えパソコンやモバイル端末のデータも整理、整頓する機会が来た。端末の故障などに対する備えも兼ねて、データをバックアップする手段として注目を浴びる「Dropbox(ドロップボックス)」「SugarSync(シュガーシンク)」などのオンラインストレージを振り返ってみよう。
Dropboxは米国発の人気サービスですでに日本語で利用可能。専用アプリケーションを使って仕事用の文書やスライド資料、動画、写真といったデータを保存し、さらにアプリを入れた複数の端末を同期してデータを同じ状態に維持できる。対応しているのはWindows/Macintosh(Mac)/LinuxパソコンのほかiOS(アイオーエス)/Android(アンドロイド)スマートフォン、タブレット端末。データ容量は2GBまで無料だが、50GBで月9.99ドル(750―800円前後)などの有料版もある。また2011年10月にはビジネス版(関連記事)も登場し、こちらは年間795ドル(6万円程度)1000GBからのデータ容量を5人で共用できる。
SugarSyncも米国発のサービスながら日本語で利用可能。同期機能の使いやすさが特徴で、データ容量5GBまで無料。Dropboxと同様、多様な環境に対応したアプリが選べるが、Linuxパソコンは対象外。30GBで月525円などの有料版があり、さらに2011年5月から2980円で10GBを1年間使い続けられるパッケージ版(関連記事)も手軽に店頭で買えるようになった。

本記事は、ニフティのニュースサイト「クラウド・トゥデイ(Cloud Today)」向けに弊社が執筆した記事「年末はデータのバックアップを、DropboxやSugarSync、話題のオンラインストレージを再チェック」の一部です。全文は、クラウド・トゥデイ(Cloud Today)のサイトにてお読みください。