自社初のタブレット端末「キンドル・ファイア(Kindle Fire)」の全米発売を目前にし、米アマゾン・ドットコムは売り込みに熱心だ。同社は9日、キンドル・ファイアにダウンロードして機能やサービスを拡充するアプリについて、その品ぞろえが豊富なことをアピールした。
ライバル企業のアプリも提供へ
例えば人気のインターネットラジオ「パンドラ(Pandora)」や、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック(Facebook)、リンクトイン(LinkedIn)、ツイッター(Twitter)、ソーシャルゲームのジンガ(Zynga)などを用意する。
このほか、映画ストリーミングサービスのネットフリックス(Netflix)や音楽配信サービスのラプソディー(Rhapsody)といったアプリもある。
これらの一部はアマゾンが自ら手がけるサービスと直接競合するものの、米国では人気がある。
ライバルのサービスを自社の端末で提供することは、アマゾンにとって喜ばしいことではないが、それぞれは大手ゆえに利用者も多く、アマゾンは顧客を一気に取り込めると考えているようだ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、「Kindle Fire」発売直前に売り込み強化 ウォルマートなど全米1万6000店舗で展開へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。