7月31日までに出そろった米IT大手の2026年4~6月期決算には、米オープンAIや米アンソロピックなど未上場AI企業への投資評価益が、業績を見かけ上大きく押し上げる現象が見られた。
評価益による決算の底上げが進む一方で、当のAI企業2社はコーディング(プログラミング)ツールの主導権や新規株式公開(IPO)の時期を巡り、激しい攻防を続けている。
未公開株の評価益が決算を押し上げ
米マイクロソフト、米アマゾン・ドット・コム、米アルファベットの3社は、直近の四半期決算において多額の投資評価益を計上した。
これは、出資先であるアンソロピックやオープンAIの評価額が未公開株市場でそれぞれ1兆ドル(約160兆円)近くまで急上昇したことに伴い、保有株式の評価額が大きく膨らんだためだ。
英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)によると、4~6月期におけるS&P500構成銘柄の利益成長率は前年同期比で約48%となった。

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