電気自動車(EV)大手、米テスラの「顧客忠誠度(ブランドロイヤルティー)」が、この1年で急落したことが、米S&Pグローバル・モビリティの調査で明らかになった。
このロイヤルティー率は、あるカーブランドのオーナーが次に車を買い替える際、再び同じブランドを選ぶ割合を示すものである。
テスラはこの指標で長年、米自動車業界の首位を独走してきたが、現在は業界平均レベルまで落ち込んだ。
背景には、イーロン・マスクCEO(最高経営責任者)の政治姿勢に対する反発があるとみられ、環境意識の高い顧客層の一部が離反した可能性が指摘されている。
明らかになった実態:首位から転落、顧客獲得力も鈍化
S&Pグローバルが全米の車両登録データを分析したところ、テスラのロイヤルティー率は、2024年6月に73%でピークに達した。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速 競合の猛追で支持者離れが浮き彫りに、再起への道筋は?」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。