電気自動車(EV)大手の米テスラがついに、長年の公約であった自動運転による配車サービス「ロボタクシー」事業で第一歩を踏み出した。
先月下旬、同社が本社を置くテキサス州オースティンで、招待制ながらサービスを開始した。
イーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が描く「AI・ロボティクス企業」への転換を象徴するこの挑戦は、同社の未来、ひいては交通の未来を占う重要な試金石として、市場から大きな注目を集めている。
しかしそのスタートは、壮大なビジョンへの期待、事業化への険しい道のりを示す課題、という両面を浮き彫りにした。
慎重な滑り出しに見る現実路線
サービス開始の舞台となったオースティンでは、未来的な専用車両ではなく、既存の主力SUV(多目的スポーツ車)「モデルY」が使用された。

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