株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 会社概要
  • 2026年10月12日

トランプ関税、貿易の抜け穴ふさぐ 中国系ECに打撃 米国市場で勢力強めるTemuやSHEIN標的

2025年2月7日

トランプ米大統領は先ごろ署名した、メキシコ、カナダ、中国からの輸入品に追加関税をかける大統領令に、小口輸入品も課税対象に含めると明記した。大統領令が履行されれば、これまで小口輸入への免税措置を利用して米国で事業を急拡大してきた中国系新興EC(電子商取引)サービスにとって大きな打撃となる。

TemuやSHEINが利用の「デミニミス・ルール」とは

米国市場で勢力を強める2つの中国系新興ECサービスは、米国の倉庫に在庫を置かず、注文が入る都度、中国から輸入して消費者に直送する。配達までの時間は延びるが、それを格安価格で補っている。

中国系新興ECサービスとは、ネット通販「拼多多(ピンドゥオドゥオ)」を展開するPDDホールディングスが手がける越境EC「Temu(テム)」と、アパレル越境ECを手がける「SHEIN(シーイン)」である。

この2社が利用してきたとされるのが、小口貨物向けの関税免除措置(デミニミス・ルール、De minimis rule)だ。800米ドル(約12万円)以下の小口貨物には関税が課されず、最小限の書類提出と検査しか求められない、という特例制度である。

しかし、このデミニミス・ルールはかねて米議員などから批判されていた。バイデン前政権も2024年9月、この制度を見直すと表明していた。「中国企業が関税を回避することで、不公平な優位性を得ている」というのがその理由の1つだ。簡易検査であるため、製品の安全性も確認できない。業界団体などは、米国へのフェンタニルの流入を許しているとし、トランプ大統領に制限を加えるよう求めていた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「トランプ関税、貿易の抜け穴ふさぐ 中国系ECに打撃 米国市場で勢力強めるTemuやSHEIN標的」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 中国

最新の記事

  • 「制御不能」に陥る自己改良型AI、暴走に強まる危機感 アンソロピックで研究者離職 過熱する市場の主導権争いで進む無秩序な進化、足踏みする国際協調と法規制(2026年10月01日)
  • クアルコムとアマゾンが結ぶ巨額AI同盟、推論と光技術で挑む脱GPU依存 600億ドル規模の半導体調達と新株予約権、AIインフラの覇権争いは「資本循環」へ(2026年09月30日)
  • 米アマゾンが仕掛ける「30分配送」と「自律型AI」がもたらす未来(2026年09月30日)
  • 半導体メモリー逼迫が変える電子機器市場、PC・スマホ各社は「出荷減・高単価」へ AI偏重で揺らぐ「高性能・低価格」の法則、需給緩和は2028年以降か(2026年09月29日)
  • AIの「モデル蒸留」とは何か? 中国の“無断抽出”疑惑で激化する米中覇権争い(2026年09月27日)
  • AI「雇用喪失論」の真相、7月データが示す「協働の現実」と「採用再開への舵切り」(2026年09月22日)
  • 米技術圏に迫る中国製オープンソースAIの波、高価格・規制リスクへの自衛策として広がる採用(2026年09月21日)
  • 米国製AI半導体の対中迂回輸出を遮断、NVIDIAがアジア顧客半減 管理された依存の深層(2026年09月20日)

Copyright © 2026 · NewsFront, LLP