株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月10日

ファーウェイ、中国スマホ市場で首位 米規制以降初 アップル苦戦、販売台数大幅減で首位陥落

2025年2月5日

香港の調査会社カウンターポイントリサーチがこのほど公表したリポートによると、中国のスマートフォン市場で華為技術(ファーウェイ)の四半期ベース販売台数が約4年ぶりに首位に浮上した。ファーウェイは2020年まで首位だったが、米政府の輸出規制の影響を受け、これまで下位に後退していた。一方で、米アップルは台数を大きく減らして苦戦した。

ファーウェイ15.5%増、首位復活

2024年10~12月の中国におけるファーウェイ端末の販売台数は前年同期から15.5%増加した。中価格帯の「Nova 13」シリーズと高価格帯の「Mate 70」の好調な販売が同社を首位に押し上げた。同社のシェアは18.1%となり、前年同期から2.9ポイント上昇した。

ファーウェイは2019年に米政府の技術輸出規制の対象になり、半導体など重要部品の調達制約を受けた。これにより、スマホの生産が減少したほか、低価格スマホ事業の売却を余儀なくされた。その後、部品や基本ソフト(OS)の独自開発を進め、2023年8月に7ナノメートル(nm)技術で製造された半導体を採用したスマホを市場投入した。同社はそれ以降、中国市場で徐々にシェアを伸ばしてきた。

2024年10~12月の中国スマホ販売でファーウェイに次いだのは中国・小米(シャオミ)だった。シャオミの販売台数は前年同期から3.9%増加、シェアは17.2%に上昇した。カウンターポイントによれば、この成長は10月に発売した旗艦モデル「Mi 15」シリーズの人気によって後押しされた。電気自動車(EV)事業の成功が同社のブランドイメージを高め、スマホの販売増につながった。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ファーウェイ、中国スマホ市場で首位 米規制以降初 アップル苦戦、販売台数大幅減で首位陥落」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, ファーウェイ(華為技術), 中国

最新の記事

  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)
  • エヌビディア、AI需要追い風に売上最高更新 対中輸出規制下でも成長持続 データセンター部門9割弱、純利益は伸び鈍化も高水準維持(2025年05月30日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント