株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月6日

世界スマホ市場、ようやく回復も25年以降は成長鈍化 生成AI搭載端末、ゆっくり普及も28年に全体の7割に

2024年12月13日

米調査会社のIDCは、2024年の世界スマートフォン出荷台数が前年比6.2%増の12億4000万台に達するとの予測を発表した。新興国市場と中国で低価格モデルが急速に普及していることが主な要因だという。

力強い成長も25年以降は逆風に直面

世界スマホ出荷台数は過去2年間急激な減少が続いていた。とりわけ23年は前年比3.2%減の11億7000万台と、過去10年で最低の出荷台数だった。その主な要因は、インフレなどマクロ経済の問題や年初における需要の低迷だった。

一方、24年は端末のアップグレードに対する潜在需要が後押ししており、力強い成長がみられる。ただし、25年以降は成長が鈍化し、23年から28年までの年平均成長率(CAGR)は2.6%と、低水準にとどまる見通しだ。その要因として、スマホ普及率の上昇、買い替えサイクルの長期化、そして急速に成長する中古スマホ市場という逆風が挙げられる。

24年は米グーグルの基本ソフト(OS)「Android」を搭載する端末の出荷台数が前年比7.6%増加する見通し。Android端末は低価格端末を中心に、アジア太平洋地域、中南米、中東・アフリカ、中国で伸びている。

対照的に米アップルの「iOS」は0.4%増にとどまる見通しだ。IDCによると、アップルはインドのような新興国市場で記録的な業績を上げているものの、中国や米国、欧州といった規模の大きい市場で課題に直面している。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「世界スマホ市場、ようやく回復も25年以降は成長鈍化 生成AI搭載端末、ゆっくり普及も28年に全体の7割に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: 生成AI(人工知能)

最新の記事

  • アマゾン「アレクサ」再起への正念場、元MS幹部がAIで事業再建へ 進化なき10年に終止符か(2025年08月03日)
  • 米IT大手、AI投資で収益拡大 マイクロソフトとメタ、そろって大幅増収増益 クラウドと広告、本業が巨額支出を支える構図くっきり(2025年08月01日)
  • xAIの「Grok 4」、回答にマスク氏の見解を色濃く反映する傾向 中立性に新たな火種 「左派的偏向」の修正が裏目、創業者への“忖度”という根源的な問題に(2025年07月31日)
  • 米政府、中国製AIの「思想的偏向」を“極秘”調査 共産党見解に同調と結論 検閲強化も確認、結果公表で警鐘も(2025年07月30日)
  • アップルCOO交代の深層、「安定」と「変革」で描く次世代への布石 ナンバー2退任の裏側、サプライチェーンとデザインの行方(2025年07月29日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手(2025年07月27日)
  • アルファベット、9Q連続増収増益 AIブームでクラウド好調も年間850億ドルの巨額投資へ 検索・動画広告が収益の柱、サブスクも20%の伸び(2025年07月25日)
  • AIが広告業界にもたらす「破壊的変革」、大手トップが語る危機感と未来像 効率化の裏で消費者が抱く懸念、問われる技術との向き合い方(2025年07月24日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント