株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月21日

マスク氏、次期米政権のロボタクシー規制緩和に意欲 政権に食い込むもテスラに技術的課題、自動運転の走行実績乏しく

2024年11月28日

米電気自動車(EV)大手テスラ率いる起業家イーロン・マスク氏は、トランプ次期米政権下における自動運転タクシーの規制緩和に意気込みを示している。

テスラが進めるロボタクシー計画は、州ごとに異なる規制の壁に直面している。こうした中、マスク氏はトランプ氏の最大の支持者の一人として、規制上の障壁を打破する影響力を持つかもしれないと英ロイター通信は報じている。

ロボタクシー構想に賭けるマスク氏

米国でEV販売が減速する中、マスク氏は自動運転ロボタクシーの構想にテスラの未来を賭けているという。同氏は先ごろ、人工知能(AI)を搭載したロボタクシー「Cybercab(サイバーキャブ)」を発表した。価格が約2万5000ドル(約390万円)というこの2人乗りのEVを2026年にも生産する計画だ。

だがそこには、州ごとに異なる自動運転に関する法律がある。こうした中、トランプ次期大統領は連邦政府予算の効率化に関する助言役に、マスク氏を起用すると発表した。これに先立つ24年10月の決算説明会で、マスク氏は自動運転規制について、「州ごとに対応するのは信じられないほど苦痛だ」と非難。大統領選でトランプ氏が勝利し、自身が「政府効率化省(The Department of Government Efficiency、DOGE)」の責任者に任命されたら、承認プロセスの一元化を提案する、と述べていた。

この組織は政府機関ではなく、その運営方法はまだ明らかになっていない。しかし、マスク氏の影響力は、効率化の領域を越える可能性が高いとロイター通信は報じている。同氏は選挙期間中、トランプ氏支持団体に少なくとも1億1900万ドル(約300億円)を寄付しており、次期運輸長官の選任に影響を及ぼすと予想されている。米運輸省(DOT)には自動車メーカーを規制する部局、高速道路交通安全局(NHTSA)があり、自動運転車の規制を国家レベルで変更する可能性がある。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「マスク氏、次期米政権のロボタクシー規制緩和に意欲 政権に食い込むもテスラに技術的課題、自動運転の走行実績乏しく」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: テスラ

最新の記事

  • AI人材獲得競争、新局面へ 新手法「リバース・アクハイヤー」がシリコンバレー文化侵食する事実!(2025年10月19日)
  • トランプ政権、半導体で新方針か 「国産1対輸入1」報道、国内回帰へ次の一手 関税をテコに供給網の再編加速か、業界に走る期待と懸念(2025年10月17日)
  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)
  • 揺らぐアメリカの「頭脳集積地」、トランプ大統領の就労ビザ変革、米IT業界に転換迫る 「米国人雇用」の狙い、世界規模で高度人材の流れ変容へ(2025年10月09日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント