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欧州委、AppleとMetaの新料金を監視 調査の意向 ベステアー氏「DMAの恩恵を損ねる恐れがある」

2024年3月26日

欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は、米アップルと米メタが欧州向けサービスに設けた新たな料金制度を調査する意向だ。

ベステアー氏は英ロイター通信とのインタビューで、「私たちには強い関心を持つことがいくつかある」と述べ、アップルが開発者から徴収する、アプリのインストール件数に基づく手数料に言及した。

「インストール件数に基づく手数料」を監視

EUは2024年3月7日、巨大IT(情報技術)企業に自社サービスの優遇を禁じるデジタル市場法(DMA)の全面適用を開始した。ベステアー氏はこの新法について「ユーザーに選択肢を増やすことを目的としている」とし、「アップルの新料金は、DMAによる恩恵を損ねる恐れがある」と懸念を表明した。

アプリ配信サービス「App Store」を介すことなく、スマートフォン「iPhone」向けアプリをダウンロード(サイドローディング)できるようにすることなどを求められたアップルは24年1月、同社のエコシステム(経済圏)を開放すると発表。その一環として、開発者が自社のウェブサイトからアプリ配信できるようにしたり、自社アプリストアを運営をしたりできるようになるとした。

アップルはこれに伴い、EU域内の同社製オペーレーティングシステム(OS)上で過去12カ月、初回インストール件数が100万件を超えたアプリに対し、1件当たり0.5ユーロ(約82円)の手数料「Core Technology Fee(コア技術料金)」を徴収すると発表していた。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「欧州委、AppleとMetaの新料金を監視 調査の意向 ベステアー氏「DMAの恩恵を損ねる恐れがある」」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, Meta

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