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アップル、中国への過剰依存から脱却へ

2023年1月25日

米アップルがインドでの生産比率を現在の5~7%から25%に引き上げる計画だと、ロイター通信や米CNBCが1月23日に報じた。

iPhone最新モデルもインドで生産

インドのゴヤル商工相がインドのビジネス実績について語り、アップル を「もう1つのサクセスストーリー」と表現したという。「彼らのインド生産はすでに5~7%に達している。私が間違っていなければ、アップルは25%まで拡大することを目指している」とカンファレンスの会場で述べた。ただし同氏は目標の達成時期について触れなかった。

アップル製品はその大半が中国の工場で生産されている。だが、同社は製造分野の地理的な中国依存を低減するため、他のアジア諸国での生産増強に力を入れている。

同社は2022年、スマートフォンの最新モデル「iPhone 14」のインド生産を開始した。同社が、iPhoneの最新モデルのインド生産を、その発売と同じタイミングで開始したのは、このときが初めてだった。

アップルは台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)大手、緯創資通(ウィストロン)と提携し17年にインドでiPhoneの生産を始めた。その後、台湾EMS大手の鴻海(ホンハイ)精密工業も、政府の国内生産推進計画に応じてインド生産を開始した。だが22年までは、1年以上前のモデルを生産するか、新モデル発売後半年以上たってから生産していた。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、中国への過剰依存から脱却へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple, インド, 中国

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