株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月18日

アマゾンが季節労働者15万人雇用目指すワケ

2021年10月20日

米アマゾン・ドット・コムは10月18日、年末商戦に向けて米国で15万人の季節労働者を雇用すると明らかにした。ニューヨーク州やテキサス州、バージニア州などの20州に集中して雇用を拡大する。カリフォルニア州で2万3000人、アリゾナ州で6200人、イリノイ州では4500人を雇うという。

平均時給2000円、一時金34万円も

初任時の平均時給は18ドル(約2050円)。契約時に一時金3000ドル(約34万2000円)を支払うほか、勤務時間帯によって時給を3ドル加算する。米労働市場が逼迫(ひっぱく)する中、待遇改善で人員確保を図り、需要が急増する年末商戦の物流体制を整える構えだ。

同社は2021年9月、米国の物流拠点で新たに12万5000人の従業員を採用すると明らかにしていた。21年に入ってからは、発送センターや仕分センター、宅配ステーション、地域の空港ハブなど、米国内で350以上の施設を開設した。新規採用する人員はこれらの施設や退職者の補充に向ける。このとき示していた時給は平均18.32ドル(約2090円)で、最大22.5ドル(約2570円)だった。

同社は21年4月に米国の従業員50万人以上の時給を最大で3ドル引き上げると明らかにしたばかり。翌5月には米国とカナダの物流施設で7万5000人を新規雇用すると発表した。このときの入社時一時金は最大1000ドルだったが、年末商戦が迫る中、その額を3倍に引き上げた。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンが季節労働者15万人雇用目指すワケ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

最新の記事

  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)
  • 揺らぐアメリカの「頭脳集積地」、トランプ大統領の就労ビザ変革、米IT業界に転換迫る 「米国人雇用」の狙い、世界規模で高度人材の流れ変容へ(2025年10月09日)
  • アマゾン、ロボット100万台時代の物流新戦略 AIが導く「人間と機械協働」の現在地(2025年10月09日)
  • アマゾン、出品者に「AI参謀」提供―「エージェント型」が在庫管理から広告制作まで代行、業務のあり方再定義 煩雑な作業を任せ、人は価値創出に集中する新モデル(2025年10月08日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント