株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月10日

テスラのEV販売、四半期ベースで過去最多を更新 1~3月期2.1倍、中国生産車の売れ行き好調

2021年4月6日

米テスラは4月2日、2021年1~3月期の電気自動車(EV)世界販売台数が前年同期比2.1倍の18万4800台になったと明らかにした。四半期ベースでこれまでの最高だった20年10~12月期の18万570台を上回った。

同社は、中国工場で生産した小型SUV(多目的スポーツ車)の納車を21年1月に開始した。テスラのザック・カークホーンCFO(最高財務責任者)によると同モデルの中国での売れ行きが好調だったという。米CNBCは、1~3月期の世界販売台数は市場予想の16万8000台も上回ったと報じている。

同四半期の車種別の販売台数は小型車の「モデル3」と小型SUV「モデルY」の合計が前年同期比2.4倍の18万2780台。一方、高級セダン「モデルS」と高級SUV「モデルX」の合計は同83%減の2020台にとどまった。同四半期はモデルSとモデルXの製造をしておらず、在庫分の販売に限られた。

全車種の合計生産台数は前年同期比76%増の18万338台だった。テスラはモデルSとモデルXの新型車を市場投入する計画で、1~3月期は新しい製造装置の導入と試験を行った。「すでに量産の初期段階に入った」と説明している。

中国・上海工場の生産能力増強

20億ドル(約2200億円)を投じて建設した中国・上海工場で生産したモデル3の一般向け納車を始めたのは20年1月だった。その後同国でモデル3の生産能力を増強するとともに、モデルYの生産ラインも構築。21年1月に中国製モデルYの販売を開始した。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「テスラのEV販売、四半期ベースで過去最多を更新 1~3月期2.1倍、中国生産車の売れ行き好調」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: テスラ, 中国

最新の記事

  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)
  • AI開発「利益優先」の危うさ シリコンバレー巨大テック、安全性・研究軽視か 専門家警鐘 AI覇権争い暴走の瀬戸際 安全性確保へ業界の自制問われる(2025年06月05日)
  • 米IT大手、サウジとAI大型契約締結 トランプ氏歴訪で巨額投資誘致 NVIDIA・AMDがチップ供給、サウジは「AIハブ」目指す動きを活発化(2025年06月04日)
  • アマゾン傘下の自動運転企業がロボタクシーサービス、テスラとの競争激化へ グーグル系に次ぐ2位狙う(2025年06月03日)
  • 米中関税引き下げ、SHEIN・Temuに猶予期間 デミニミス復活なく根本解決には至らず 在庫補充の好機か、ビジネスモデル転換は継続(2025年06月03日)
  • エヌビディア、AI投資で5000億ドル支出へ 異例の規模で経済界に衝撃 米国内生産を強化(2025年06月01日)
  • エヌビディア、AI需要追い風に売上最高更新 対中輸出規制下でも成長持続 データセンター部門9割弱、純利益は伸び鈍化も高水準維持(2025年05月30日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント