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フェデックスの「戦略的意思決定」、背景には何があったのか?

2019年6月11日

米物流大手のフェデックスは6月7日、米国内の航空貨物輸送について、米アマゾン・ドットコムとの契約を打ち切ることを明らかにした。米メディアによると、契約は今年(2019年)6月30日で終了するが、フェデックスはこれを更新しない。

アマゾンとのビジネス以外にも著しい需要と成長機会がある

その理由について、「より広範なeコマース市場に向けてサービスを提供することに重点を置く戦略的意思決定」とフェデックスは説明している。ただ、米国内の陸上輸送や国際貨物など、それ以外のサービス部門とアマゾンとの契約は今後も継続する。

フェデックスによると、2018年にアマゾンからもたらされた収入は、同社全売上高のわずか1.3%程度で、アマゾンは同社にとって、とりわけ大口顧客ではないという。

一方、米国eコマース市場の貨物取り扱い個数が、現在の1日当たり5000万個から、2026年には2倍の1億個になると見込んでおり、この市場には、著しい需要と成長機会がある、としている。

米国ではアマゾンと物流大手の競争が激化している。今回のフェデックスの新たな方針は、こうしたタイミングで発表されたと、ウォールストリート・ジャーナルやCNBCなどの米メディアは報じている。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「フェデックスの「戦略的意思決定」、背景には何があったのか?」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

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