株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月28日

アップル、サービス重視の新戦略は成功するのか 定額デジタル配信は競合がひしめき合う市場

2019年3月28日

米アップルは先ごろ、一連のデジタルコンテンツ配信サービスを発表した。定額制の映像配信、ニュース・雑誌配信、そしてゲーム配信サービスだ。主力製品「iPhone」の販売が伸び悩んできたとはいうものの、その世界利用台数は9億台を上る。そのユーザー基盤などを利用して、新たな収益源を確保。売り上げの減少を補うという狙いがあるようだ。

ディズニー、AT&T、コムキャストも新規参入

しかし、アップルには今後大きな試練が待ち受けていると指摘する専門家もいる。これらデジタルコンテンツの市場には、競合がひしめき合っており、成功は、たやすいことではないという。

例えば、映像配信サービスの市場には、ネットフリックス、フールー、アマゾン・ドットコムがすでに成功を収めているメジャープレーヤーだが、今年(2019年)は米娯楽大手のウォルト・ディズニーや、米通信大手AT&Tの傘下に入ったワーナーメディア(旧タイム・ワーナー)も参入する。また米ケーブルテレビ大手コムキャスト傘下のメディア企業NBCユニバーサルも、来年サービスを開始する計画だと伝えられている。

(参考・関連記事)「アップルが参入する定額映像配信とは どんな市場?」

米国の市場調査会社eマーケターによると、米国成人が1日当たり映像配信サービスに費やす時間は、平均1時間32分。これが来年は1時間38分になると予想されるが、その増加率はここ数年低下傾向にある。映像配信各社は今後、この限られた利用者の視聴時間を奪い合うことになるという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップル、サービス重視の新戦略は成功するのか 定額デジタル配信は競合がひしめき合う市場」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Apple

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント