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アマゾンが米国で始めた「曜日指定配達」とは? 顧客の利便性を向上し、段ボールとCO2の削減を図る

2019年3月15日

米アマゾン・ドットコムは先ごろ、有料プログラム「Prime」の会員が、eコマース商品の定期的な配達曜日を指定できる「Amazon Day」というサービスを米国で始めたと発表した。

何度注文しても、配達はまとめて週1回

これまでは、米国の一部のPrime会員を対象に試験サービスを行っていたが、今後は、同国の全会員に提供する。これにより、顧客は、複数回にわたって注文したさまざまな商品を、特定の曜日にまとめて受け取れるようになる。つまり、荷物がいつ届くかを把握できる。また、商品は、できるだけ少ない梱包にまとめられる。段ボール箱のリサイクルにかかる手間が省けると、アマゾンは説明している。

アマゾンは、同社の物流事業で「ゼロカーボン」(二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする)を目指す「シップメント・ゼロ(Shipment Zero)」というプロジェクトを立ち上げており、2030年までに、その50%を達成するという目標を掲げている。新たなPime会員向け配達サービスは、このプロジェクトの一環でもあるという。

「Amazon Day」の仕組みは、次のようになる。

例えば、顧客が自分の「Amazon Day」を、金曜日に指定する。すると、その2日前(この場合、水曜日)までに注文した商品は、すべて金曜日に配達される。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンが米国で始めた「曜日指定配達」とは? 顧客の利便性を向上し、段ボールとCO2の削減を図る」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

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