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アマゾンはネット広告の巨人になり得るか グーグルとフェイスブックに次ぐ第3位の広告媒体へ

2018年11月28日

世界最大のインターネット広告市場である米国では、依然として米グーグルと米フェイスブックによる複占が続いている。しかし、今後数年のうちに、eコマースの巨人である米アマゾン・ドットコムが、この2社を脅かしながら、広告市場で勢力を伸ばすと、米ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。

グーグルとフェイスブックを猛追

米国の市場調査会社eマーケターによると、同国のネット広告市場における今年(2018年)の広告収入シェアは、グーグルが37.1%で首位。これにフェイスブックが20.6%のシェアで続き、その合計シェアは57.7%と過半を占める。

ただ、アマゾンの広告事業は今、予想を大きく上回る勢いで成長している。eマーケターが予測する、アマゾンの今年のネット広告収入は、前年比144.5%増の46億1000万ドル。これにより、米国における同社のシェアは4.1%になる。アマゾンは、米マイクロソフトや米オース(米ベライゾン傘下の米AOLと米ヤフーの中核事業を統合した企業)を追い抜き、米国ネット広告市場で3位に浮上すると見られている。

アマゾンの広告事業は、来年以降も好調に推移するという。その2019年における広告収入は、前年比57%増の72億3000万ドル。2020年は同51%増の109億2000万ドルとなり、シェアは7%に拡大すると予測されている。

この7%という数値は、グーグルやフェイスブックと比較すると小さなものだ。しかしアマゾンは今後、着実に2社との差を縮めていくと、eマーケターは見ている。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンはネット広告の巨人になり得るか グーグルとフェイスブックに次ぐ第3位の広告媒体へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

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