米IDCがこのほどまとめたリポートによると、今年7~9月期に世界で出荷されたタブレット端末の台数(速報値)は4300万台となり、1年前の実績から14.7%減少した。
IDCは四半期ごとにタブレット市場の速報値を出しているが、これで8四半期連続で出荷台数の前年割れを報告した。
iPadは前年割れ続くも減少幅縮小 首位の米アップルが引き続き出荷台数を減らしたほか、2位の韓国サムスン電子は大幅に減少しており、こうした業界リーダーの不振が市場全体の低迷につながっているようだ。
これに先立ちアップルが公表した、今年7~9月期における「iPad」シリーズの販売台数は926万7000万台で、1年前から6%減少した。
iPadは2010年4月に初代モデルが市場投入されたあと、2013年10~12月まで一貫して台数を伸ばしていたが、これをピークにその後減少に転じ、以降、11四半期連続で前年割れが続いている。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「タブレット端末の世界出荷台数、またもや減少 前年割れ8四半期連続、回復はいつになるのか?」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。