株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月21日

米アマゾンが年末商戦の「前倒しセール」を始めた切実な理由とは

2021年11月12日

米アマゾン(Amazon.com)が先ごろ発表した2021年7~9月期決算は売上高が1108億1200万ドル(約12兆6200億円)で、前年同期から15%の増加にとどまった。純利益は31億5600万ドル(約3600億円)で同50%減。6四半期ぶりの減益だった。

輸送資源を総動員、物流で人員拡充

売上高増加率低下の理由についてアマゾンは、経済正常化に伴う消費行動パターンの回復を挙げた。コロナ禍で急拡大した前年の反動で、ECの伸びが減速したことなどがある。減益は、物流停滞への対応や人手不足による人件費上昇などのコスト増が原因とみている。 足元の10~12月期も、サプライチェーン(供給網)の混乱や労働力不足による制約が続く見通しだが、追加費用を投入して年末商戦に臨む考えだ。

アマゾンは21年10月25日、年末の繁忙期に向けて物流態勢を強化したと明らかにした。トレーラーや配送バン、航空貨物機、貨物船などの輸送資源を総動員するほか、物流施設の人員を拡充する。これによって、11月の感謝祭から12月のクリスマスにかけての商戦期に荷物を確実に顧客に届けるとしている。すでに自社物流ネットワークの入港地を5割増やしたり、海上輸送業者から物流倉庫を追加確保したりしてコンテナ処理能力を2倍にした。

続きを読む
ダイヤモンド・チェーンストアオンライン

本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「米アマゾンが年末商戦の「前倒しセール」を始めた切実な理由とは」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)
  • ワシントン影響力競争:NVIDIAフアン氏がマスク氏とクック氏を凌駕、新たなキーパーソンに 半導体王、米中対立の狭間で存在感示す テック界の序列に異変(2025年08月14日)
  • グーグル系ウェイモが事業加速、テスラの追随でロボタクシー覇権争いは新局面へ 完全自動運転の実用化レース、米テック大手が火花(2025年08月13日)
  • グーグルのAI検索、米報道機関に衝撃 サイト訪問不要に トラフィック激減で事業モデル転換模索(2025年08月10日)
  • 米、対中半導体戦略の転換 エヌビディアCEOが描く「次の一手」とその深層 禁輸措置の解除が示す新局面、技術覇権争いの行方は(2025年08月08日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント