米アップルが中国の半導体大手やIT大手との連携を深める動きを見せている。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、アップルが中国の半導体メモリー大手、長鑫存儲技術(CXMT)の部品の採用に向け、性能評価試験を開始したと報じた。
英ロイター通信によれば、アップルは中国本土のユーザーに向けて、アリババ集団のAIモデル「通義千問(Qwen)」を、音声アシスタント「Siri(シリ)」などの自社機能と連携して利用するための設定・操作ガイドを公開したほか、アリババの支援を受け中国市場向けの独自AIモデルを開発したとされる(ロイター通信の記事1、記事2)。
世界的なAIブームに伴うメモリー半導体の深刻な供給不足と価格高騰、そして中国市場における販売競争の激化という課題に対し、同社が現地企業との接近によって打開を図る構図が浮かび上がる。
AI需要で汎用メモリー高騰、中国製半導体に熱視線
アップルが評価試験を実施したCXMT製のメモリーは、中国国内で販売するスマートフォン「iPhone」やノートパソコン「MacBook」をはじめとする主要製品群全体に向けるものだという。

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