米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)は6月中旬、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで製品値上げの方針を明かした。
そのわずか1週間後の6月25日、アップルは実際にパソコン「Mac」やタブレット端末「iPad」の一斉値上げに踏み切った。
背景にあるのは、AI需要の急増に伴う、メモリー半導体の価格急騰だ。
この急激なコスト高を受け、業界関係者は次なる標的となるスマホ「iPhone」の調達コスト試算と影響分析を急いでいる。
3月に発売した入門機を含め、想定を上回るペースで値上げに踏み切ったアップル。9月の経営トップ交代を前に、最強と呼ばれた調達体制の限界と、秋の新型iPhoneに及ぶ価格戦略の行方を考察する。

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