トランプ米政権が中国製半導体への新たな追加関税について、その発動時期を2027年6月まで事実上先送りする方針を打ち出してから1カ月が経過した。
形式的には不公正な貿易慣行を認定して「即時発動」の形を取りつつも、実質的な税率は18カ月間にわたり「0%」に設定するという異例の措置だ。
その決断の背景には、激化するハイテク覇権争いにおいて、米国が「時間」と「実利」を天秤にかけた高度な戦略的判断が見え隠れする。
「0%関税」に込められた実利と牽制
米通商代表部(USTR)は、昨年末に公示した通商法301条に基づく調査結果において、中国の半導体政策を「非市場的な慣行による支配」と厳しく断じた。
しかし、実際に課されるはずの追加関税は、2027年6月22日まで事実上の猶予期間に入った。

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米中半導体「2027年までの猶予」が映す技術の壁、関税先送りとAI格差の深層 圧倒的優位を背景とした「管理された休戦」の1カ月を振り返る」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。
