米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が10月中旬、中国を電撃的に訪問し、政府高官に投資拡大を約束した。
この動きは、同社が米中対立の激化を背景にサプライチェーン(供給網)の「脱中国依存」を加速させるなかで行われたもので、巨大IT企業が直面する複雑な地政学リスクと、その巧みなバランス戦略を浮彫りにしている。
CEO訪中の狙い、中国に投資拡大を約束
英ロイター通信などが報じたように、10月15日、クックCEOは北京で中国の李楽成・工業情報化相と会談した。
中国工業情報化省の発表によると、クック氏は中国への継続的な投資拡大を表明。これに対し李氏は、アップルを含む外資企業にとって良好なビジネス環境を整備すると応じた。
この会談は、アップルにとって重要な意味を持っていた。

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