中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者、任正非(レン・ジェンフェイ)CEO(最高経営責任者)は6月10日、自社の半導体技術について「米国の同業企業に1世代遅れている」との認識を初めて公式に示した。
中国国営メディアとのインタビューで明らかにしたもので、英フィナンシャル・タイムズ(FT)や英ロイター通信などが報じた。
米中間の貿易協議が続いていた中での異例の発言だった。米国の輸出規制を意識し、同社の技術力を控えめに語ることで、規制強化を牽制する狙いがあったとみられる。
一方で、任氏は単一チップの性能不足を多数のチップを連携させて処理能力を高める「クラスターコンピューティング」技術で補う「回避策」に活路を見いだしていると強調。
米国の技術覇権に対抗するための具体的な戦略と今後の展望を明らかにした。

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