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PC市場、24年は「AIパソコン」に期待 世界的回復へ 2年連続2桁減から脱却なるか、考えられる要因3つ

2024年1月11日

2023年の世界パソコン出荷台数は2億5180万台にとどまったようだ。米調査会社のIDCがこのほど、市場分析結果をまとめた。

回復要因3つ、24年は3.4%増

推計によると、23年の出荷台数は前年と比較し13.8%減少した。22年の出荷台数が前年比16.6%減だったので、2年連続の2桁減少である。この落ち込みは前例のない傾向と言えるが、今後の市場回復に寄与するともみられている。「短期的な課題はあるものの、様々な要因が好転し、24年以降回復する」(IDC)という。

主な回復要因は3つある。

(1)買い替えサイクル:現在、24年の終わりまでに使用年数が4年を超える比較的古い法人向けパソコンが大量に稼働している。これとWindows 11への移行需要の高まりが重なり、買い替えが進むと予想される。

(2)AI(人工知能)の統合:パソコンへのAI機能の統合(AIパソコン、AI PC)が、買い替え需要のけん引役になるとみられている。AIパソコンは当初、特定の業務分野に向けて、24年に市場に投入される。だが、その後のユースケースの多様化とコスト削減によって、より広範な市場に広がると考えられる。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「PC市場、24年は「AIパソコン」に期待 世界的回復へ 2年連続2桁減から脱却なるか、考えられる要因3つ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

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