株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月27日

アマゾンが失敗したフードデリバリー市場とは 英国に続き、米国でもレストラン料理の配達サービスを終了

2019年6月13日

ウォールストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズなどの米メディアによると、米アマゾン・ドットコムは、米国で展開しているレストラン料理の配達サービス「Amazon Restaurants」を6月24日で終了する。この市場は競争が激化しており、アマゾンは十分なシェアを得ることができなかったという。

新興企業がひしめく市場

同社がフードデリバリーサービスを始めたのは2015年のこと。当初のサービス対象地域は、本社がある米ワシントン州シアトルだったが、その後、ロサンゼルス、シカゴ、サンフランシスコ、マンハッタン、ダラス、アトランタ、マイアミなどと対象地域を拡大し、英国ロンドンでも同様のサービスを始めた。

(参考・関連記事)「アマゾン、レストラン料理の配達事業を英国に拡大」

これは、有料プログラム「Prime」の会員向けサービスで、スマートフォン用アプリなどでメニューを選んで注文すると、アマゾンの配送ドライバーが店で料理を受け取って顧客に配達する。配達までの所要時間は1時間以内で、料理にはサービス料を加えた特別価格などを設定せず、すべての注文の配達料は期間限定で無料にする、というものだった。

しかし、この分野では買い物代行サービスの米ポストメイツ(Postmates)や、米ドアダッシュ(DoorDash)などの企業が同様のサービスを展開。配車サービス大手の米ウーバーテクノロジーズも、2016年に「ウーバーイーツ(Uber Eats)」の本格展開を始めるなど、数多くの参入企業があり、競争が激化した。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンが失敗したフードデリバリー市場とは 英国に続き、米国でもレストラン料理の配達サービスを終了」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント