株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月22日

アマゾン、まさかの頓挫、NYの第2本社計画 ただし、影響は軽微「秘策もある」と米専門家

2019年2月20日

米アマゾン・ドットコムは、ニューヨークに「第2本社」を設置する計画を立てていたが、先ごろ、この計画の撤回を発表した。

ニューヨーク市クイーンズ区のロングアイランドシティーに第2本社を設置することに伴い、同社に対し、州と市が最大30億ドル(約3300億円)の優遇措置を与えることになっていた。しかし、これに住民や地元の政治家が異を唱え、彼らから猛反発を受けたからだ。

首都ワシントンの計画は継続、17都市でも雇用拡大

ただ、ニューヨークの新社屋は諦めるものの、今後も引き続き同地域で雇用を拡大していく意向だ。これについて、米ウォールストリート・ジャーナルは2月18日付の記事で、「アマゾンは今回の計画撤回で多少の打撃を受けるものの、新規雇用が停滞したり、止まったりすることはないだろう」と報じている。

アマゾンの昨年(2018年)末時点における全世界の従業員数は、64万7500人(発表資料)。その数は、過去5年間で5倍に増えており、米テクノロジー企業の中で最も多い(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

アマゾンのような巨大企業にとって、今回の計画頓挫は、それほど重大なことではないという。アマゾンは今回出した声明で、現段階ではニューヨークに代わる候補地を新たに探す意向はないとし、その代わり、もう1つの第2本社建設地である首都ワシントン近郊の計画は、引き続き進めると述べた。また、それ以外の計画も予定どおり進めるほか、米国とカナダの計17都市にあるオフィスやテクノロジー拠点で、雇用を増やすという。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、まさかの頓挫、NYの第2本社計画 ただし、影響は軽微「秘策もある」と米専門家」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増 サプライチェーン再編が加速、メーカー各社の明暗分かれる(2025年08月20日)
  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)
  • ワシントン影響力競争:NVIDIAフアン氏がマスク氏とクック氏を凌駕、新たなキーパーソンに 半導体王、米中対立の狭間で存在感示す テック界の序列に異変(2025年08月14日)
  • グーグル系ウェイモが事業加速、テスラの追随でロボタクシー覇権争いは新局面へ 完全自動運転の実用化レース、米テック大手が火花(2025年08月13日)
  • グーグルのAI検索、米報道機関に衝撃 サイト訪問不要に トラフィック激減で事業モデル転換模索(2025年08月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント