株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年8月22日

アマゾン、ついにPrimeの米国会員が1億人を突破 米国では年会費が1万3000円も、会員数は増加の一途

2019年1月22日

少ない注文金額でも配送料が無料になったり、急ぎ便サービスも無料で利用できたり、さまざまなデジタルコンテンツが利用し放題になるアマゾンの会員制プログラム「Prime」。日本でも利用者が増えているようだが、米国では、その数が、ついに1億人の大台を突破したようだ。

米国のPrime会員、過去3年で2倍に

米国の市場調査会社CIRP(コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ)がまとめた最新レポート(PDF書類)によると、同国では昨年(2018年)10~12月時点の会員数が、1億100万人となり、1年前から10%増加した。

この伸び率は、ここ最近低下傾向にある。同社がPrimeを米国で始めたのは2005年2月。それ以降、会員数は右肩上がりで伸び続けてきた(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。しかし、かつて40%ほどあった伸び率は、現在、8~12%程度で推移している。

ただ、会員数は、過去3年間で2倍に増えている。2013年10~12月時点の2600万人と比較すると、ほぼ4倍である。今の膨大な会員規模を考えると、10%という伸び率は、めざましい数値だとCIRPは指摘している。

1億100万人とは、アマゾンの米国顧客の62%が会員であることを意味する。また、依然、1人の会員が1年間にアマゾンで買い物をする金額は平均1400ドルで、非Prime会員(600ドル)の2.3倍だ。アマゾンはロイヤルカスタマーの創出に成功していると言えそうだ。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、ついにPrimeの米国会員が1億人を突破 米国では年会費が1万3000円も、会員数は増加の一途」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • 米中対立がもたらす世界スマホ市場の地殻変動、中国でファーウェイ首位奪還 米国で「インド製」急増 サプライチェーン再編が加速、メーカー各社の明暗分かれる(2025年08月20日)
  • トランプ政権、AI覇権へ布石 「規制緩和」と「同盟・友好国への輸出」で中国に対抗 「技術流出防止」から「技術支配」へ、安保観を転換(2025年08月19日)
  • アマゾンAI戦略がもたらす生産性と雇用のトレードオフ、「人員削減も示唆」- CEO書簡を読み解く(2025年08月17日)
  • 米中、AI半導体で新たな攻防 NVIDIA製の対中チップで合意直後、中国が「裏口」懸念 米国主導の輸出可否から、中国主導の製品信頼性監視、争点は新段階に(2025年08月15日)
  • 商品ページは「聞く時代」に! アマゾンが進めるAI戦略の最前線(2025年08月15日)
  • ワシントン影響力競争:NVIDIAフアン氏がマスク氏とクック氏を凌駕、新たなキーパーソンに 半導体王、米中対立の狭間で存在感示す テック界の序列に異変(2025年08月14日)
  • グーグル系ウェイモが事業加速、テスラの追随でロボタクシー覇権争いは新局面へ 完全自動運転の実用化レース、米テック大手が火花(2025年08月13日)
  • グーグルのAI検索、米報道機関に衝撃 サイト訪問不要に トラフィック激減で事業モデル転換模索(2025年08月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント