株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年6月27日

アマゾン、ついにPrimeの米国会員が1億人を突破 米国では年会費が1万3000円も、会員数は増加の一途

2019年1月22日

少ない注文金額でも配送料が無料になったり、急ぎ便サービスも無料で利用できたり、さまざまなデジタルコンテンツが利用し放題になるアマゾンの会員制プログラム「Prime」。日本でも利用者が増えているようだが、米国では、その数が、ついに1億人の大台を突破したようだ。

米国のPrime会員、過去3年で2倍に

米国の市場調査会社CIRP(コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ)がまとめた最新レポート(PDF書類)によると、同国では昨年(2018年)10~12月時点の会員数が、1億100万人となり、1年前から10%増加した。

この伸び率は、ここ最近低下傾向にある。同社がPrimeを米国で始めたのは2005年2月。それ以降、会員数は右肩上がりで伸び続けてきた(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。しかし、かつて40%ほどあった伸び率は、現在、8~12%程度で推移している。

ただ、会員数は、過去3年間で2倍に増えている。2013年10~12月時点の2600万人と比較すると、ほぼ4倍である。今の膨大な会員規模を考えると、10%という伸び率は、めざましい数値だとCIRPは指摘している。

1億100万人とは、アマゾンの米国顧客の62%が会員であることを意味する。また、依然、1人の会員が1年間にアマゾンで買い物をする金額は平均1400ドルで、非Prime会員(600ドル)の2.3倍だ。アマゾンはロイヤルカスタマーの創出に成功していると言えそうだ。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、ついにPrimeの米国会員が1億人を突破 米国では年会費が1万3000円も、会員数は増加の一途」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • DEI逆風下の米企業、名称変更で取り組み継続 トランプ政権の圧力受け「多様性」や「公平性」の文言削除(2025年06月22日)
  • トランプ氏のiPhone関税、その意図と背景 アップル揺るがす試練、供給網再編・AI戦略・規制対応(2025年06月18日)
  • 米アマゾンの物流拠点で75万台が稼働! 人型ロボットは労災を食い止められるか?(2025年06月18日)
  • 人型ロボット開発競争、中国が米国に先行 テスラやエヌビディアに危機感か 中国自動車大手は既に導入済み(2025年06月15日)
  • グーグル「AIモード」始動、検索の未来はどう変わるか? 対話型で情報提供、支配力維持へ一手 AI回答エンジンで体験一変? グーグルの勝算と広告収益の行方(2025年06月11日)
  • エヌビディアが台湾にAI戦略拠点とスパコン新設、GPUクラウド市場も創設 米中対立下で供給網強化 次世代コンピューティングの未来図提示、アジア技術の集積地で新たな布石(2025年06月10日)
  • エヌビディア、中国市場で逆風か 当局の環境規制が収益に悪影響及ぼす恐れ 中国IT大手に購入抑制を要請(2025年06月08日)
  • エヌビディア、上海に研究開発拠点を計画 米規制下の中国市場で競争力維持狙う AI半導体大手、輸出規制に対応しつつ現地ニーズ取り込みへ(2025年06月06日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント