株式会社ニューズフロント

GAFA情報の速報・解説・研究

When autocomplete results are available use up and down arrows to review and enter to go to the desired page. Touch device users, explore by touch or with swipe gestures.
  • GAFA総合研究所
  • 事業紹介
  • 会社概要
  • 2025年10月23日

アマゾンはネット広告の巨人になり得るか グーグルとフェイスブックに次ぐ第3位の広告媒体へ

2018年11月28日

世界最大のインターネット広告市場である米国では、依然として米グーグルと米フェイスブックによる複占が続いている。しかし、今後数年のうちに、eコマースの巨人である米アマゾン・ドットコムが、この2社を脅かしながら、広告市場で勢力を伸ばすと、米ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。

グーグルとフェイスブックを猛追

米国の市場調査会社eマーケターによると、同国のネット広告市場における今年(2018年)の広告収入シェアは、グーグルが37.1%で首位。これにフェイスブックが20.6%のシェアで続き、その合計シェアは57.7%と過半を占める。

ただ、アマゾンの広告事業は今、予想を大きく上回る勢いで成長している。eマーケターが予測する、アマゾンの今年のネット広告収入は、前年比144.5%増の46億1000万ドル。これにより、米国における同社のシェアは4.1%になる。アマゾンは、米マイクロソフトや米オース(米ベライゾン傘下の米AOLと米ヤフーの中核事業を統合した企業)を追い抜き、米国ネット広告市場で3位に浮上すると見られている。

アマゾンの広告事業は、来年以降も好調に推移するという。その2019年における広告収入は、前年比57%増の72億3000万ドル。2020年は同51%増の109億2000万ドルとなり、シェアは7%に拡大すると予測されている。

この7%という数値は、グーグルやフェイスブックと比較すると小さなものだ。しかしアマゾンは今後、着実に2社との差を縮めていくと、eマーケターは見ている。

続きを読む
JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンはネット広告の巨人になり得るか グーグルとフェイスブックに次ぐ第3位の広告媒体へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon

最新の記事

  • 「ChatGPT」、決済機能導入の影響 AIが変える商品購買プロセス 7億人の利用者を新たな収益源に、小売業界に懸念も(2025年10月21日)
  • AI人材獲得競争、新局面へ 新手法「リバース・アクハイヤー」がシリコンバレー文化侵食する事実!(2025年10月19日)
  • トランプ政権、半導体で新方針か 「国産1対輸入1」報道、国内回帰へ次の一手 関税をテコに供給網の再編加速か、業界に走る期待と懸念(2025年10月17日)
  • アマゾン、英国『Fresh』を全店閉鎖 オンライン食料品でシェア拡大へ戦略転換 実店舗事業に見切り、ネット販売へ経営資源を集中(2025年10月16日)
  • OpenAI、米AIインフラへ4000億ドル超 ソフトバンクG・オラクルと計画加速 「スターゲート」具体化、次世代AIの計算資源を確保(2025年10月15日)
  • AIと成長への渇望、世界M&A市場を牽引 ハイテク主導で大型案件続出─不確実性克服 PEマネー流入も(2025年10月13日)
  • テスラの顧客忠誠度が急落、マスク氏の政治姿勢が影響か? – 業界首位から平均レベルへ 顧客流出も加速(2025年10月12日)
  • AI開発で15兆円提携 エヌビディアとオープンAI、「超知能」へ基盤構築 半導体大手の「循環」投資、開発競争は新たな段階へ(2025年10月10日)

Copyright © 2025 · 株式会社ニューズフロント