ライオンが実施した実験の結果によると、手を洗っても指先は汚れが残りがちな上に汚れが付きやすく、マウスやキーボードはトイレ入り口のドアと同じくらい汚れが付着していることが分かった。
オフィスで夕方まで働いた手の汚れを部位別に調べたところ、ATPふき取り検査法による汚れ度合いの指数(RLU)は、指先が2893RLU、手の甲が2221RLUと、注意が必要となる目安(1501RLU以上)を大きく上回った。
仕事で日ごろ使っているパソコンのマウスやキーボードは、頻繁に手を触れていることから汚れがたまりやすい。身の回りのものにどれくらいの汚れが付着しているか調べたところ、キーボード(6512RLU)やバッグの持ち手(5580RLU)はトイレ入り口ドアの内側の取っ手(6445RLU)と同じくらい汚れが付いていた。マウスパッド(4901RLU)も汚れが多く、携帯電話の外側(2394RLU)も注意が必要となる目安を大幅に超えていた。

本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「普段の手洗いで汚れはちゃんと落ちている?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。